GW明けの9日に愛車を一年点検に出してきました。
出したのはバイクを購入した、いつものディーラーさんです。
何度もサーキット走行会に行っているので点検は大切です。
プラグ、エアクリ、ブレーキ、ABS、チェーン、各部の増し締め...etc、点検内容は多岐に渡りますのでプロの目できちんと点検してもらうのはとても大切な事だと思います。
今回、ブレーキフルードの交換も行いましたがABSという事もあり、機械で真空引きして交換してもらいました。同時に前後キャリパーの洗浄も行いましたのでブレーキのタッチが物凄く良くなりました。コンバインドブレーキの効きも向上しました。
新車の時よりも全然、ブレーキの効きも良く、タッチも良くなったので、新車からはじめての交換でしたが新車でもエア抜きが完全ではないのだと思います。
最近、バイクの前後方向のピッチングが大きくなり、バンクしたときの安定感も悪くなっており、まだ約7000kmほどしか走ってませんがフロントフォークのOHと仕様変更を同時に行いました。
分解したフォークのオイルはまだそんなに汚れてはいませんでした。ピストンリング(樹脂製)はややかじった後があり、スライドメタルは真ん中辺りのテフロンコーティングが剥がれていました。
今回の仕様変更はオイル銘柄の変更とZoil添加(50mlずつ)、グリスアップポイントにZoilグリスをヌリヌリだけで油面はとりあえず基準値の139mmに設定しました。
オイルはA.S.H フォークオイル ♯ 33(HONDA10番相当) です。最近、人気のフォークオイルということで試してみる事にしました。
A.S.H
http://www.u-u-udauda.com/p/ash/index-as_fk.htm
Zoil
http://www.superzoil.com/
バイクを受け取って、すぐに違いがわかりました。
まず乗車しての1G’が違います。前後ともプリロードは基準位置ですがフロントの沈み込みが少なくなりました。
走り出してまた驚き!!
めちゃくちゃフラット!!しなやかにフォークが動いて路面の段差をうまくいなしてくれます。
乗り心地がとにかく良いです。
以前は乗ってしばらくすると腰が痛くなっていたのですがそれもありません。
シートの座面の角度が前下がりから、体感上フラットに変わっているので、フロントの1G’が上がったのが要因ですね。
以前は常に前下がり状態だったのでしょう。
帰り道にいつもの峠道をかるく流してみたんですが気がつくとけっこうなペースになっていました。
すごく安定感があって、フロントの接地感が掴みやすく、ブレーキング時にもフロントの粘りが感じられ、ブレーキをリリースしてもフロントがピョコンと浮き上がるような挙動がまったくありません。
いい意味でバイクの動きが穏やかで、ブレーキング~進入~旋回初期までの動きが綺麗につながるようになりました。
実はタイヤをミシェラン PP 2CTに変えてから接地感の希薄さとコーナリング中に足払いを食らわされたようにフロントが逃げる症状に頭を悩ませていたのですがフロントに感じては解消しました。
反面、手つかずのリアは相変わらず。。バイクの向きが変わって、しっかりアクセル空けて、後ろに荷重が移っていても接地感は希薄で、何となく滑りそうな、頼りない感じです。
イン側のステップに意識して強めに荷重してやると幾分、マシにはなるのですが、アウト側に滑りそうな予感も感じられます。
原因がよくわからないのですが、リアサスとタイヤのマッチングが悪いのは間違いなさそうです。
空気圧とプリロードの変更、スイングアームの垂れ角の確認で煮詰めていきたいと思います。だめならリアサスのOH&仕様変更、もしくは社外フルアジャスタブルサスに変更かな。
しかし、点検後のバイクのフィーリングは最高です。
アクセルON/OFFのギクシャク感も解消されているし、エンジンの振動も少なくなってます。
やっぱり定期点検は大切です!!
2011年5月14日土曜日
2011年5月4日水曜日
Fit RS、全開インプレッション。
我が家のマイカー、Fit RSも走行距離3500kmになり、慣らしも終了しました。
という訳で待ちわびた全開走行をしてみました。
CVTをSモードにして、1速からアクセル全開。レブまで回ると自動的にシフトアップします。
加速はのんびりとしたモンですが排気量を考えるとまずまず。
峠では2~4速を使って走る感じですね。
VTECゾーンに入っても、音が変わる、とかパワー感が増す、という感じはなく、リニアに吹け上がる感じです。昔のタイプRのような過激な演出はありませんね。
エンジン音はCB400と同じ(笑)HONDAサウンドです。
秀逸なのはブレーキ。かなり長い時間走りましたがフェードの兆候もなく、効きもかなり強いです。
初期に強く効くのでコントロールは難しいですが慣れればかなり頼りになるブレーキ性能です。
ハンドリングは完全なニュートラル。本当に癖がありません。
ウチのFit RSはトラコンなしのモデルですが(FFのトラコンは大嫌いなので)ブレーキングで前荷重にし、少しブレーキを残しつつターンイン、車の向きが変わると同時にアクセルオン、というFF車のセオリーを守って走る限り、アンダーもオーバーも出ません。
コーナーの途中でRが変わる複合コーナーでも一瞬、軽くブレーキを当ててハンドルを切り足せばグイグイ曲がります。
昔、乗っていたアルファロメオ155V6はタックインを駆使しないと二次旋回をうまく回る事が出来ませんでしたがFit RSは高いメカニカルグリップを持っているのでタックインの必要性がありません。
旋回中、立ち上がり共にトラクションもきちんと掛かり、パワーをきちんと路面に伝えています。
過剰なロールもなく、まさにオン・ザ・レールのハンドリングです。
一昔前のFF車のようなリアサスの伸び側ストロークを少なくして、ダイアゴナロールを起こして旋回性を出す、というようなセッティングではありません。
車体の剛性感も高く、荒れた路面でも挙動が乱れる事もなく、乗り心地も固い事は固いのですが不快な突き上げはありません。
ハンドルの支持剛性も高く、ステアリングインフォメーションも明確です。
エンジンパワーよりもシャーシが勝っている絶妙なバランスだと思います。
CVTのSモードではシフトダウンのレスポンスが速くなるのか、非常に素早い変速でエンジンブレーキを減速と姿勢制御に積極的に使用できます。
普通の人がMTでヒール&トゥするよりも早いのかもしれません。
回転を合わせるブリッピング機能はありませんが2段落としをしても変速ショックも空走感もありません。
パドルシフトはクリック感があり、ストロークも短いので操作性も秀逸です。
サーキットを走ってみたくなる、面白い車ですね。
独身時代にはアルファロメオ155V6をいじくり倒してアサンサーキットや岡山国際サーキット(昔はTiサーキットっていってましたけどね)を走り回っていたので、また行きたくなりました。
フルチューンの155V6から450馬力のBCNR33に乗りかえて、今回のどノーマルFit RSな訳なんですが、もっと物足りなさを感じると思っていたのですが、パワー不足が運転の楽しさを引き出してくれるような乗り味でとても新鮮ですね。
長距離を走っても全然疲れないし、峠を走っても楽しい車です。
かなり気に入ってます。
という訳で待ちわびた全開走行をしてみました。
CVTをSモードにして、1速からアクセル全開。レブまで回ると自動的にシフトアップします。
加速はのんびりとしたモンですが排気量を考えるとまずまず。
峠では2~4速を使って走る感じですね。
VTECゾーンに入っても、音が変わる、とかパワー感が増す、という感じはなく、リニアに吹け上がる感じです。昔のタイプRのような過激な演出はありませんね。
エンジン音はCB400と同じ(笑)HONDAサウンドです。
秀逸なのはブレーキ。かなり長い時間走りましたがフェードの兆候もなく、効きもかなり強いです。
初期に強く効くのでコントロールは難しいですが慣れればかなり頼りになるブレーキ性能です。
ハンドリングは完全なニュートラル。本当に癖がありません。
ウチのFit RSはトラコンなしのモデルですが(FFのトラコンは大嫌いなので)ブレーキングで前荷重にし、少しブレーキを残しつつターンイン、車の向きが変わると同時にアクセルオン、というFF車のセオリーを守って走る限り、アンダーもオーバーも出ません。
コーナーの途中でRが変わる複合コーナーでも一瞬、軽くブレーキを当ててハンドルを切り足せばグイグイ曲がります。
昔、乗っていたアルファロメオ155V6はタックインを駆使しないと二次旋回をうまく回る事が出来ませんでしたがFit RSは高いメカニカルグリップを持っているのでタックインの必要性がありません。
旋回中、立ち上がり共にトラクションもきちんと掛かり、パワーをきちんと路面に伝えています。
過剰なロールもなく、まさにオン・ザ・レールのハンドリングです。
一昔前のFF車のようなリアサスの伸び側ストロークを少なくして、ダイアゴナロールを起こして旋回性を出す、というようなセッティングではありません。
車体の剛性感も高く、荒れた路面でも挙動が乱れる事もなく、乗り心地も固い事は固いのですが不快な突き上げはありません。
ハンドルの支持剛性も高く、ステアリングインフォメーションも明確です。
エンジンパワーよりもシャーシが勝っている絶妙なバランスだと思います。
CVTのSモードではシフトダウンのレスポンスが速くなるのか、非常に素早い変速でエンジンブレーキを減速と姿勢制御に積極的に使用できます。
普通の人がMTでヒール&トゥするよりも早いのかもしれません。
回転を合わせるブリッピング機能はありませんが2段落としをしても変速ショックも空走感もありません。
パドルシフトはクリック感があり、ストロークも短いので操作性も秀逸です。
サーキットを走ってみたくなる、面白い車ですね。
独身時代にはアルファロメオ155V6をいじくり倒してアサンサーキットや岡山国際サーキット(昔はTiサーキットっていってましたけどね)を走り回っていたので、また行きたくなりました。
フルチューンの155V6から450馬力のBCNR33に乗りかえて、今回のどノーマルFit RSな訳なんですが、もっと物足りなさを感じると思っていたのですが、パワー不足が運転の楽しさを引き出してくれるような乗り味でとても新鮮ですね。
長距離を走っても全然疲れないし、峠を走っても楽しい車です。
かなり気に入ってます。
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